かなり面白い部類の巻。わりと我を忘れて読めた。尾田さんすごい。絵の天才的な魅力はなんなのか。これほどまでにうっとりさせられる画力の持ち主なら、それ専門でもやっていけるぞ。どうせシーザーはあっさりやられるキャラだからどうなるかと思っていたが、予想通り高速で無力化できて今までのボスキャラとは違いややこしくなくてスカッとした。ローや錦えもんが仲間のようにいるが、正式には仲間じゃないよね？ルフィの猪突猛進な所と良い対比で、常に裏を掻きまくりな展開に緊張するから良いアクセントです。なにか、ここから本格的に新しいワンピースが始まるって感じの、怒涛の展開の連続だった。仲間が多過ぎる問題が生じて来たが、今巻は非常に要領よく、効果的に各キャラを活かす描き方が出来ていて満足満足。

Hello, this volume is written in Japanese language? I want to buy Japanese edition but I don't know if it is in English. Thank you.

コミックスも持っているけどカラー＾版はかなり読みやすい！モノクロではわかりづらいところもカラーだと理解できるようになる。ただ、コミックスが出てからカラー版が出るまでけっこう待たされるのがツライところ・・・

そろそろマンネリ化が進んでいるような展開が続いています。新しい章に入ったので、楽しみ半分、もう飽きたかな半分といったところです。入り込むところもありますが、台詞が全体的に長かったりなどで読みにくくなってきているように思います。しかし、流石の人気作品なので、上手い展開の運びに星４つです。

新しいエピソードになったので、これからの展開も楽しみになりました。

今巻は、デカい上に大人数の子供達はずっと連れて歩くのか、とかシーザーの毒ガスでやられた哀れな部下の皆さんは今後どうすんねん、とかパンクハザードでシーザー達がやらかしてた諸々の案件についての後始末と、ロー達に思いっきり喧嘩売られたドフラミンゴやロー達がどういう風に行動したかというのがメインの巻でした。モネがドフラの為に死のうとしたあたりはちょっとモネがくまからルフィを守ろうとしたゾロに被って見えて、感動してしまいました。正直ホントに生きてて欲しいです。余計なことしやがったローとシーザーは次巻でドフラに復讐されればいいルフィ達的にはＧＪだけど

パンクハザード編の完結とドフラミンゴ編への導入部といった感じ。５０巻近く前に初登場し、その後も要所で黒幕としての存在感を発揮していたドフラミンゴとついに対決することに。ロングパスの多いワンピースの中でも特に引っ張ってきた敵キャラなだけに、読者としてはついにきたかとワクワクする展開です。そのドフラミンゴですが、今回とても興味を惹かれたシーンがいくつかありました。以下少しネタバレ注意です。あまり触れている人はいませんが、モネやヴェルゴを見殺しする際に「…悪いな。すべてを道連れに…死んでくれ…!!!」「――すまん、相棒…」という風に謝罪の言葉を述べています。やっていることはこれまでのワンピースのよくある敵キャラと同じ、味方を切り捨てる非道な行為なのですが、今回はどこか印象が違いました。理由の一つは電話のためドフラミンゴの表情は見えないものの、取り繕った言葉には聞こえなかったこと。もう一つはボスに見捨てられ今にも死を迎えようとするヴェルゴやモネ自身が、なぜか満足げに笑みを浮かべていたことです。すべてを理解した上で、彼のために死ぬのならば本望だといわんばかりに。ルフィにとって一番許せないのは今回のシーザーのように仲間を仲間とも思わないような輩。古くはクロやクリークから、クロコダイル、エネル、スパンダム、赤犬に至るまでワンピースの悪役はそうした「徹底的な非道」を貫くキャラがほとんどでした。少年誌らしく悪は悪。敵役の葛藤などほとんど描かず、よく言えばわかりやすく味方サイドへの感情移入が容易、悪く言えばどこか薄っぺらい印象もありました。武器商人であり人身売買にまで手を染めているドフラミンゴは間違いなく「悪」です。そこは少年誌としても貫いてくれるでしょう。しかし巨大な悪でありながら、部下のことを想う気持ちはあり、多くの部下に慕われている。国民から支持される一国の王でもある。それは仲間を守ることが一番の信念であり、正義や思想のために戦うわけでないルフィにとって憎むほどの敵になりうるのか。今までこうした複雑な側面をもつ敵キャラはワンピースにはいなかったので、興味をそそられました。「お前はジョーカーの過去を知らない。それが必ず命取りになる！」ヴェルゴの最後の言葉を見て、ドフラミンゴ編は単純な「悪」ではなく複雑な側面をもった「敵」を描いてくれないかなーと期待してしまいました。それはワンピースに求められているものではないかもしれないけれど、この漫画の新たな可能性を切り拓いてくれるんじゃないかと思います。追記：モネが今にも自爆スイッチを押そうとする瞬間、一人自室で無言のまま頭を押さえるドフラミンゴのカットが印象的でした。ほんの小さなカットですが、読者に心情を想像させる。こういう演出良いですね。

同盟はローと麦わらがカイドウを狙うためだけどもうひとつの同盟が誰を狙うのか、興味深い。スモーカーとクザンの会話も、興味深い。たくさん伏線のある漫画だから、その回収にどれだけかかるかはほんと不明だけど。今回、新たに旅の同行者が増えたわけだけどこのメンバーでの旅、けっこう長く続きそう。かなりの登場人物だけど、ちゃんと描き切れるのかな。ドフラが直々に動き出してもいるけどドフラファミリーも、まだまだ存在しそうだから、長引きそう。カイドウを倒すまで、あとどのくらいあるのだろうと、思ってしまうけどまずはドフラ編を楽しみたいと思う。

コミックスのくぎりとしてイイところで終わるのがすごい。。。。